冬の朝、うっすらと張った氷を切り出したような透明感溢れるガラスのオーナメントと、そのオーナメントをきっかけに生まれたクラシカル且つモダンな雰囲気を合わせ持つ、atelier madoの鏡の受注会を開催します。
中世から変わらない宙吹き技法でつくられるアンティークガラスなど、珍しく奥深い魅力をもった板硝子でつくられた繊細な雰囲気のオーナメント。
そして、映る景色を絵画のように切り取り、掛けるだけで空間の雰囲気をガラリと変えてくれる美しい鏡たち。
それぞれ魅力溢れる作品の中から、ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。
『atelier mado の鏡の受注会と ステンドグラスのオーナメント展』
日時:2024年11月23日(土)~28日(木)11:00~17:00
場所:SALUT
神戸市灘区篠原北町2-2-6 HK SHINOHARA KITAMACHI 202 (3F)
*阪急六甲駅より徒歩約13分、バス停『篠原本町3丁目』より徒歩すぐ
*オーナメントと手鏡(限定数)は即売、鏡(手鏡・壁鏡)は受注販売になります。
*受注品のお届けは2025年10~11月ごろの予定。
*11/23、24はワークショップも開催します。別途記事をご覧ください。
ーーー
今から10年ほど前のこと。
神戸の北野にあるとあるビルの細い階段を登った先に”ル・グルニエ”という、その名の通り、中世のヨーロッパの屋根裏部屋を想わすようなひっそりと佇む、不思議な静謐さと魅力を纏ったお店がありました。
当時、作家として駆け出しだった私がそのお店の3Fにあった真っ白なギャラリー空間で展示をさせていただくことになったのがこの展示のはじまりで。
その素敵な空間に相応しい作品展示を、と考え生まれたのがこの薄氷のオーナメントたちでした。
そして、その展示で最初に制作したアンティークミラーでできたオーナメントを手にした数名のお客さまからいただいた
『このオーナメントを手鏡として使いたい』
という言葉から生まれたのがatelier madoの鏡たちなのです。
どちらもル・グルニエのお店のもつ雰囲気に合うように、その世界観を壊さぬように…
と考えうまれた作品たちなので、ル・グルニエというお店がなければこの作品たちもきっと生まれていなかったか、全く別の形になっていたのでは、と思っています。
ル・グルニエは残念ながら数年前に閉店してしまったのですが、今回、ル・グルニエのオーナーでもあった大川さんが新しく立ち上げられたSALUTという空間でこのオーナメントと鏡の展示会を再び開かせていただくことになりました。
できることならあの素敵なル・グルニエの空間でもう一度、みなさんに展示を観てもらいたかったなぁ…
という想いもありますが、10年の時を経て、ル・グルニエとはまた違った、窓から見える緑と海風が心地のよい神戸らしい空間で、この10年間に思いを馳せながら、みなさんとお会いできることを楽しみにお待ちしたいと思っています。
SALUTとは?
SALUTは、素敵に歳を重ねている大人のための、
新しいカタチのカルチャーサロン。
ちょっとおしゃれなワークショップやセミナーに参加したり、
自分らしく生きるためのアドバイスをもらったり、情報をシェアできる「集いの場」です。
感性がフィットする同世代の方々とおしゃべりや手仕事を楽しんだり、学んだり。
SALUTに行けば、自然と笑顔になれて、より充実した日々を過ごせる…
そんな場に、育っていきますようにと願っています。
〒657-0068
神戸市灘区篠原北町2-2-6
HK SHINOHARA KITAMACHI 202 (3F)
TEL 080-4563-3542